ブルネイは、ボルネオ島の北部に位置する東南アジアの小国です。豊富な石油と天然ガスといった天然資源に恵まれ、アジア屈指の富裕国として知られています。国家体制はイスラム教に基づく絶対君主制が敷かれており、サルタン(国王)による王室文化が国の中心的な役割を果たしています。首都バンダルスリブガワンには、豪華絢爛なモスクや世界最大級の水上集落(カンポン・アイール)があり、観光資源となっています。また、国土の大部分が手つかずの熱帯雨林で覆われており、自然保護区でのエコツーリズムも盛んです。安定した経済と独特の王室文化、そして豊かな自然が共存する国です。
ブルネイ・ダルサラーム国(Brunei Darussalam)
マレー語(国家公用語)
英語も広く通じる
イスラム教(国教)
※国民の多くがスンニ派ムスリム
一年を通して高温多湿の熱帯気候。
平均気温は27〜30℃前後で、5〜10月は雨季となる。
薄手の長袖・長ズボン(強い日差し・冷房対策)
モスク見学時は肌の露出を避ける服装が必要。
ブルネイ・ドル(BND)
※シンガポール・ドル(SGD)も同価値で通用
基本的にチップの習慣はない。
高級ホテルやレストランでサービス料が含まれることが多い。
水道水は飲用に適さないため、ミネラルウォーターを利用する。
イスラムの教えが生活に深く根付いている。
公共の場での飲酒・喫煙は禁止。
左手は不浄とされるため、食事や物の受け渡しは右手で行う。
男女のスキンシップや露出の多い服装は避ける。
清潔に保たれているが、紙がない場合が多い。ポケットティッシュを携帯すると安心。
公共の場所や建物内での喫煙は禁止。違反すると罰金が科される。