子連れインド 家族旅行おすすめスポット3選

お子様連れでも楽しめるインド旅!おすすめスポットをご紹介します♪
Picture of juna ono
juna ono
目次

タージ・マハル

インドと言えば、真っ先に思い浮かぶのがアグラの世界遺産タージ・マハル。
広々とした敷地内はお子様も歩きやすく、写真スポットもたくさん。
歴史や文化を学びながら、家族みんなでインドの世界遺産を体験しよう!

インド建築の最高峰と称される白亜の大霊廟

ムガル王朝最盛期の皇帝シャー・ジャハーンが、愛する王妃の記憶を永遠に留めるためにヤムナー河の畔に立てた霊廟。22年の歳月と膨大な国家予算をかけて建設されたこの大霊廟にはムガル建築の粋が集っており、贅の限りを尽くした豪華絢爛な建設物からは当時のムガル帝国の権威と皇帝シャー・ジャハーンの王妃への愛の深さがうかがい知れます。
洗練された曲線美の白亜のドームの廟堂を中心に配置されたイスラム様式の4本のミナレット、水を配したペルシャ式の華やかな庭園、大理石の壁に刻まれた壮麗なレリーフと豪華絢爛な世界の宝石の数々、そして緻密に計算されたシンメトリーの設計はインド建築の最高峰の名に恥じない偉容と美しさを誇ります。

幻の黒い霊廟:メヘターブ・バーグ

タージ・マハルの魅力は時間や見る場所によって、その美しさを変える事にあります。アグラ市内のお好みの場所から、自分の一番好きな角度のタージ・マハルを探す事もアグラ旅行の醍醐味の1つです。
HIS のオススメは、ヤムナー河の対岸にある幻の黒い霊廟から見るタージ・マハル。皇帝シャー・ジャハーンが眠る予定だったこの場所から眺めるタージ・マハルの姿はまさに格別。運がよければヤムナー河に移る逆さタージ・マハルに出会えることが出来、その神秘的な姿はうっとりするほど優美な美しさです。

アンベール城

ジャイプール郊外にあるアンベール城は、ラジャスタン様式の壮麗な要塞宮殿。
大きな城壁や美しい宮殿、広々とした中庭は子どもから大人まで冒険気分が楽しめちゃう!

丘陵に浮かぶ豪奢なラジャスターン宮殿

インド、ペルシア、トルコをはじめ様々な民族が行きかう交通の要衝であったラジャスターン州の丘陵地帯に、ラージプート王族が6つの強固な城塞を築き、砂漠のオアシス都市群として完成させたものが世界文化遺産「ラジャスターン州の丘陵要塞群」です。
ラージプートの王が16世紀に築いたアンベール城は、その丘陵要塞群中でも特に都市機能を兼ね備え、都として150年の繁栄を築いた華麗にして壮健な城塞宮殿です。
丘陵に沿うように造られた堅牢な城壁が囲う外観に比べ、ペルシャ様式とヒンドゥー様式が融合した独自のラジャスターン様式で彩られたアンベール城内は、マハラジャの栄華の面影を残す壮麗優美な内装になっています。
アンベール城名物の象のタクシーに揺られて、階段を登れば気分はすっかりマハラジャです!城郭からの市街へのパノラマビューや、山頂レストランなどとても眺めがよく、また日陰も多いため、のんびり観光できる世界遺産スポットです。

世界屈指の美しい城門:ガネーシャ門

精緻な幾何学模様のフレスコ画が刻まれ「世界一美しい門」と称される城門。ムガル帝国の影響を受け、繊密なアラベスク模様や淡い色使いの草花模様で彩られたイスラム様式を取り入れながら、象頭の神ガネーシャが描かれているのもラジャスターン様式ならでは。
ガネーシャ門をくぐると、幾何学模様で構成されたシンメトリーが見事なイスラム調の庭園に囲まれ、無数の鏡が埋め込まれた華やかな「シーシュ・マハル」があります。

フマユーン廟

デリーにあるフマユーン廟は、タージ・マハルの前身とも言われています。
緑豊かな庭園が広がりゆったりと散策できるため、小さなお子様連れでも安心♪
歴史的な建築美を楽しみつつ、ピクニック気分で家族旅行の特別なひとときを味わえます。

タージ・マハルの原型となったムガル帝の霊廟

ムガル王朝2代目皇帝フユマーン帝であり、現存するムガル帝廟の中で最古の歴史を持つ廟。白亜の大理石と赤砂岩を贅沢に使用した優美なシルエットに心奪われます。
中央のドーム屋根を軸に左右シンメトリーの美しい形状が特徴的なペルシャ様式とインド様式が融合したアグラ建築の礎であり、かの有名なタージ・マハルの原型になった歴史的建造物です。
特に夕暮れ時の美しさはため息が出るほど。夕日に映し出され、よりその赤みを鮮やかに際立たせる姿は、ありし日の皇帝フユマーンの栄華を重ね合わせます。

ペルシア様式とインド様式が融合した見事な建築美

フマユーン廟で特筆すべきは、ペルシア建築の影響を大きく受けた見事なまでの対象性をもつ建築美です。
霊廟を囲むように造形された華やかな庭園と水路、そして総大理石のドームを中心に4つの霊廟が点対象に並びます。もちろん外部だけでなく内部も対象になっており、典型的なペルシャの建築様式を模しています。
綿密な幾何学模様と豪華絢爛な調度品で彩られた中央墓室の内装も必見です。