近代的なニューデリーと歴史的なオールドデリーが調和するインドの首都
アジアの混沌と熱気、そして人々の祈りが混在するインドの首都デリー。ムガル帝国の栄華を物語る旧市街オールドデリーと、英国統治時代の建築物が残る商業圏ニューデリーの2つの側面をもちます。
800年以上の歴史をもつデリー市内にはタージマハルの原型となったフユマーン廟やムガル文化の集大成レッド・フォードなど3つの世界遺産をはじめ、インド歴代王朝の記憶が刻まれた歴史的建造物が数多く残ります。
近年急速に開発が進み、外国人居住者が多く住むサウスデリーには旬なセレクトショップやお洒落なレストラン、高級ホテルが揃っており、周辺エリアの散策もオススメです。
ターミナル3から市内までタクシーで約40~50分
主要エリアにはタクシー、地下鉄やバスで移動が出来ます。タクシー乗車の際はメーターが回っているか確認が必要です。
近距離の移動にはリキシャがありますが、乗車前に交渉が必要。配車アプリの「Uber」も便利です。
基本的には不要
1Rs(ルピー) = 約1.6円
日本では両替が出来ません。
空港・ホテルで両替が出来ますがレートは良くないため、街中の両替所で両替を行うのがベスト。
現金が必要な場合はATMを上手に活用することもオススメです。
詐欺やスリ、ひったくり、性的暴行、睡眠薬強盗などが多発。郊外は強盗・暴行など治安が悪い地域(ニューデリー駅周辺・パハルガンジ)も多く、女性はもちろん、男性の1人歩きや深夜に出歩くことはやめましょう。
旅行目的で入国する場合は観光ビザの取得が必要。
日本で取得する場合、観光ビザの有効期限は発給日から6ヵ月で、入国回数制限のないマルチビザ。インド大使館で発行。
雨季(7月~9月)
最高気温:34~35℃/最低気温:20~25℃
30℃を超える日が続き蒸し暑く、1日に何度かスコールによる雨に見舞われます。豪雨により洪水などが起こることがあり、地方への交通網の寸断や伝染病などに注意。屋台の食べ物にも注意が必要。
地元の旅行会社がらみの詐欺事件も横行。観光客をターゲットにした犯罪グループや強引な客引きや適当な嘘をついて騙す詐欺師も多数するため、巧みな話術で声をかけてくる人には要注意・毅然とした態度で対応が必要。
生水や生ものは厳禁。経口感染症を避けるために、加熱したもの・煮沸したもの・ミネラルウォーターを口にするようにしましょう。特に雨季は衛生面が悪化するため、屋台での食事は避けましょう。
インド料理は油っこいものが多いため、胃薬や整腸剤・下痢止めがあると便利です。
日差しが強い時期には、薄手の羽織もの、サングラス、日焼け止め、さらに急速な発展により大気汚染の問題があり、マスクを持参することもおすすめです。