ヒマラヤ山脈の麓ネパール首都~神々が住む栄光の都
プリティビー・ナラヤン・シャハがネパールを統一するまでカトマンズは<カンティプール>と言う一つの王国でした。その時代にネワール民族によってネワール文化が栄え、今なおその姿が色濃く残るネパールの首都カトマンズ。
首都としての近代的な町並みといにしえの時代を彷彿させる路地裏・・・精緻な彫刻が施されたネワール建築の旧王宮街や寺院など歴史的建造物・・・新旧それぞれのカトマンズの魅力を感じられるでしょう。
カトマンズの観光は、まず中心広場である世界遺産ダルバール広場に訪れましょう。
ダルバール広場には、ネワール建築の集大成と言われる旧王宮やカトマンズの地名の由来となっているネパール最古の建築・カスタマンダプ寺院、
シバ神の化身・恐怖の神カーラ・バイラブの像等々、ネパールの歴史と共に異文化の雰囲気を感じられるでしょう。
ダルバール広場の近くには、アサンチョウク、インドラチョウクと言う日用品や食料品、民族衣装サリーなど衣料品の店が集まっている通りがあります。
いつも近くの寺院の鐘の音が響き渡り、多くの地元住民で賑わっています。現地の活気のある生活が垣間見られます。
カトマンズ
時と場合により必要。
例:レストラン:総額の10%、ホテルサービス:10Rs~
トリブバン国際空港から市内までは約4km。市内中心部のタメル地区にはタクシーで約30分。
基本的にはタクシーでの移動が一般的。客待ちのタクシーや流しのタクシーも多いので、事前に料金交渉が必要。
1Rs(ルピー) = 約1.5円(2019年6月現在)
日本では両替が出来ません。
空港・ホテルで両替が出来ますがレートは良くないため、街中の銀行で両替を行うのがベスト。
現金を受け取ったら、枚数が正しいか、破損がないかをチェック。外貨買取証明書も必ず受領しましょう。
観光目的で入国する場合は観光ビザが必要。
到着時に、空港や国境のイミグレーションオフィスで有料で取得可能。
11~4月
雨季(6月~9月)
最高気温:28~30℃/最低気温:18~20℃
山岳地方への航空便はしばしば欠航になる。また5月~8月は雲が発生しやすく、ヒマラヤが雲がかってしまうため見える見込みが低くなってしまいます。
乾季(11~4月)
最高気温:20~22℃/最低気温3℃~7℃
カラッとした天候が続き、ヒマラヤもよく見え観光に最適のシーズン。1日の気温差が高いため、昼間は長袖で大丈夫だか、朝晩には防寒着が必要になります。
日差しが強いため、サングラス・日焼け止め・帽子など肌を守るアイテムが必須。足元は、履きなれた歩き易い靴をお勧め致します。
寺院観光では肌の露出をさけるため、ストールや長袖を用意しましょう。
大変乾燥し日差しが強く、排気ガスが多く土埃も舞いますので、日焼け止めやサングラス、帽子、日傘、マスク等のご用意をおすすめします。
旅の疲れや気候の変化もあるため、味噌汁など日本食や常備薬を持ってくることをおすすめします。脱水症状を起こさないためにもこまめな水分補給を心がけましょう。
穏やかな国民性のため一般的に治安は良いが、日没後の人通りの少ない所や深夜の繁華街での1人歩きは気をつけましょう。深夜の外出はできるだけ避けるようにしてください。
道路の横断は、横断歩道、陸橋を利用して下さい。横断歩道がない道路を渡ると罰金と言う交通ルールがありますので、ご注意下さい。
またネパールは慢性的に交通渋滞が起きます。旅の予定・行動は、余裕を持って行うようにしましょう。
スワヤンブナートやパシュパティナートでは、自称ガイドが勝手に案内をし、そのあと法外な金額を請求することがある。身元の分からない人からの勧誘はきっぱりと断るようにしましょう。
寺院を散策するときはストゥーパを中心に時計回りで歩きましょう。右回りというのは仏教の敬意を表す重要作法のひとつです。また肌を露出した服装を避け、基本的には靴を脱ぎます。僧侶には敬意を持って接しましょう。
基本的には火の通った食べ物、水はミネラルウォーターを選ぶようにしてください。気候の変化に伴い体調を崩しやすいのでホテルに戻ったら手洗いうがいをし、体調管理には充分気をつけましょう。野良犬には、むやみに近づかないで下さい。