カトマンズ盆地のヒマラヤ絶景トレッキングと世界遺産都市
カトマンズから東に車で約1時間の場所に位置するナガルコットは、カトマンズから最もアクセスの良いヒマラヤの絶景スポットとして人気の都市です。
標高2.100mのナガルコットの展望台からは、東のエベレストから西のアンナプルナ山脈まで遥かに続くヒマラヤのパノラマを望むことが出来ます。特に朝の雲海に浮かぶ朝焼けに照らされたヒマラヤは感動の絶景。
ナガルコットから世界遺産チャング・ナラヤンへ続くトレッキングは、お手軽なヒマラヤ・トレッキングとして、世界のツーリストに屈指の人気を誇ります。澄んだ自然の空気の中、緑豊かな丘陵をのんびりと歩いてみてはいかがでしょうか。
カトマンズ盆地にはチャング・ナラヤン以外にも中世ネパールの香りを残す、異国情緒あふれる世界遺産都市が点在しています。カトマンズから日帰りで訪れることも出来るため、ぜひ古きよきネパールの古都の風景とネワール建築の美に浸ってみてください。
周囲を山々で囲まれたカトマンズ盆地には古くからネワール族が暮らし、独自の文化や伝統を築き上げました。
特に世界遺産パタンやバクタプルには、ネワール族が歴史の中で築き上げた文化を色濃く反映した美しい街並みが残ります。
天高くそびえるヒマラヤ山脈、古きよき郷愁の香りする古都の街並み、風光明媚な田園風景と素朴な子供達。
カトマンズ盆地にある全ての景色は、いつでも旅人の心を温かく迎えいれてくれます。
ナガルコット
時と場合により必要。
例:レストラン:総額の10%、ホテルサービス:10Rs~
カトマンズから東へ35km。車で1時間の距離。
市内中心部のバザールから半径2km圏内にホテルや展望台が点在しています。車も少ないため徒歩での移動が基本です。
1Rs(ルピー) = 約1.5円(2019年6月現在)
日本では両替が出来ません。
空港・ホテルで両替が出来ますがレートは良くないため、街中の銀行で両替を行うのがベスト。
現金を受け取ったら、枚数が正しいか、破損がないかをチェック。外貨買取証明書も必ず受領しましょう。
観光目的で入国する場合は観光ビザが必要。
到着時に、空港や国境のイミグレーションオフィスで有料で取得可能。
ツーリストが多いため治安は比較的に安全。貴重品の管理は常に気をつけましょう。
10月~4月
乾季(10月~3月)
最高気温:15~20℃/最低気温5~10℃
雨が少なくヒマラヤまで望む展望を楽しめる季節。澄み渡る青空に映えるヒマラヤを見るのであればベストシーズンです。ただし標高が高いためカトマンズよりも気温が低く、特に冬の早朝はかなり寒いです。朝日を見るためにはダウンジャケットや手袋などの防寒着が必要です。
雨季(6月~9月)
最高気温:28~30℃/最低気温:18~20℃
山岳地方への航空便はしばしば欠航になる。また5月~8月は雲が発生しやすく、ヒマラヤが雲がかってしまうため見える見込みが低くなってしまいます。6月~9月は雨も多く、トレッキングにはあまり向きませんが、高山植物が美しい季節です。
大変乾燥し日差しが強く、排気ガスが多く土埃も舞いますので、日焼け止めやサングラス、帽子、日傘、マスク等のご用意をおすすめします。
旅の疲れや気候の変化もあるため、味噌汁など日本食や常備薬を持ってくることをおすすめします。脱水症状を起こさないためにもこまめな水分補給を心がけましょう。
ナガルコットは下り坂も多く、平坦な一本道が続いており、初心者も安心してご参加頂けるコースです。ですが海外であり慣れない環境であることを忘れず、余裕を持った行程でゆっくりと安全に注意してトレッキングをお楽しみ下さい。
動きやすい服と靴が必要。高地にあるため昼と夜では気温が大きく違うため、気温が下がる夜に備えてパーカなどの防寒着が必要。比較的に道も整備されているため登山靴でなく、通常のスニーカーなど歩きやすい靴でも問題がありません。サングラスや帽子、日焼け止め、水筒は持参しましょう。
寺院を散策するときはストゥーパを中心に時計回りで歩きましょう。右回りというのは仏教の敬意を表す重要作法のひとつです。また肌を露出した服装を避け、基本的には靴を脱ぎます。僧侶には敬意を持って接しましょう。
基本的には火の通った食べ物、水はミネラルウォーターを選ぶようにしてください。気候の変化に伴い体調を崩しやすいのでホテルに戻ったら手洗いうがいをし、体調管理には充分気をつけましょう。野良犬には、むやみに近づかないで下さい。