オール・セインツ教会

ネオ・ゴシック様式が美しい英国教会

ゴールの街は半日歩けば全て見て回れるほど小さいですが、各時代の様子をあらわすレトロな街並みはどこを歩いてもお洒落でかわいく絵になります。特にこのネオ・ゴシック様式のオール・セインツ教会はイギリス統治色が強く、仏教国スリランカの中でも特異な風景が目を引きます。
天にそびえる白亜の高い尖塔アーチが象徴的な壮麗な大聖堂には、精巧に作られた彫刻が刻まれて、その美しさに目を奪われてしまいます。オール・セインツ教会の内部はキリストを描いた美しいステンドグラスとアーチ型のリヴ・ヴォールトが美しい天井に彩られ、重厚感と華やかさが共存する神聖な雰囲気です。
街に鳴り響くオール・セインツ教会の鐘の音とキリスト教徒の安らかな祈りは、今日もゴールに訪れる旅人の心に安らぎを与えてくれます。

オランダ・プロテスタント教会

オールセインツ教会から徒歩5分の場所にあるもうひとつの教会が、スリランカで最も古いプロテスタント教会である「オランダ改革派教会」です。1640年に建築され、歴史の中で改築を繰り返してきたこの教会は、眩いばかりの白亜の聖堂が美しい青空に良く映えます。
まったく趣の違う2つの教会には、スリランカが複数の欧米列強から植民地化された歴史があり、それぞれの国から文化を取り入れてきた背景があります。ぜひこちらの教会にも足を運んでください。