街全体が世界遺産の古都。
シンハラ王朝の最後の王都として、英国統治まで300年間君臨した歴史を持つ古都キャンディ。緑薫る穏やかな湖畔に位置する風光明媚なキャンデイは英国統治時代の壮麗なクラシカル建築が残り、他の都市と比べて涼しい避暑地である事からスリランカ人のハネムーン旅行先として人気の観光都市です。
上座部仏教の聖地である世界遺産・仏歯寺や、スリランカを代表する民族舞踊のキャンディアン・ダンスなど、スリランカの仏教信仰、郷土文化、歴史伝統を物語る上で欠かせない人気の観光地。
特に7月~8月に行われるスリランカ最大の仏教行事であるペラヘラ祭りは圧巻!100体以上の壮麗な装飾された象が民族音楽にあわせて街中を行進する壮大なパレードは圧巻です!
またキャンディを拠点に少し郊外まで足を伸ばして、可愛らしい象たちに会える「ピンナワラ象の孤児院」や紅茶の郷「ヌワラ・エリア」にも訪れて、より深いスリランカ文化に触れてみるのもオススメです。
コロンボからは北東へ約95km
車やバスで片道約3時間
電車で約4時間。車で約3時間。
市内は大きくないため徒歩でも十分回れますが、三輪車(スリー・ウィラー)を利用するならマーケット正面が便利。メーターがないため、事前交渉が必要。
タクシー予約制のため、ホテルやレストランで呼んでもらうのが一般的です。
1Rs(スリランカ・ルピー) = 約0.6円
日本では両替が出来ません。
空港・ホテルで両替が出来ますがレートは良くないため、街中の銀行で両替を行うのがベスト。
現金を受け取ったら、枚数が正しいか、破損がないかをチェック。外貨買取証明書も必ず受領しましょう。
観光地のため比較的に安定していますが、ひったくり・窃盗に注意が必要です。
12月~5月
乾季(12月~5月)
最高気温:24~25℃/最低気温:17~19℃
カラッとした気温。特に3月~5月は気候も安定いて穏やかな季節になります。気温も20度前後でとても過ごしやすく観光や滞在にとても良い時期になります。
雨季(4月~11月)
最高気温:23~25℃/最低気温:15~18℃
5月から7月にかけてモンスーンのシーズンになり、軽い雨が続き湿度が70%近くになります。熱帯雨林の緑が茂り、自然がより美しい季節になります。
標高の高い地域に位置するためスリランカの他の地域に比べ、比較的に涼しく過ごしやすいキャンディ。通気性がよく吸水性の良い服がベスト。寺院観光や日焼け防止のため、長袖やつば付の帽子があると便利。
朝晩は冷え込む事もあるため、防寒具も忘れずに。
生水や生ものは厳禁。経口感染症を避けるために、加熱したもの・煮沸したもの・ミネラルウォーターを口にするようにしましょう。特に雨季は衛生面が悪化するため、屋台での食事は避けましょう。
寺院を拝観する際には肌を露出した服装や派手な色の服装を避け、基本的には靴と帽子を脱ぎます。
僧侶には敬意を持って接しましょう。また写真撮影時に仏像に背を向けたり、仏像・仏歯と一緒に写真を撮るのは厳禁です。
ペラヘラ祭り開催時期のキャンディ市街は、観光客や仏教徒により非常に混雑します。特にパレード中の夜6時~10時までは渋滞のため、ほぼ身動きがとれません。
またスリや置き引きの被害も増えるため、貴重品には注意をいたしましょう。
歩きやすい靴と、日射病対策の帽子・長袖は必須。両手があくリュックも便利です。
アニマルウォッチングのための双眼鏡も必需品です。
高温多湿な気候や旅の疲れから体調を壊す人も多いため、胃薬や整腸剤・下痢止めなど常備薬は持参することがオススメ。
虫除けスプレーや蚊取り線香、除菌スプレー、感染症予防の絆創膏なども必須。
トイレには紙が設置されていないこと多いため、ティッシュやウェットティッシュもあると便利。