例年バンコクでは「Vijit Chao Phraya」というチャオプラヤー川沿いの光の祭典が開催されています。2025年も、水辺の美しい景色と光の芸術が融合した大規模なイベントが開催され、多くの観光客や地元の人々を魅了しています。中でも注目のドローンショーのスケジュールや鑑賞スポットをご紹介します。
ドローンショーのスケジュール
Vijit Chao Phraya 2025自体はチャオプラヤー川両岸で2025年11月9日~12月23日まで午後6時~午後10時まで開催されています。中でも注目はドローンショー!ドローンショーは毎日の開催ではなく以下のスケジュールでの開催となります。

★500機編成
11月9(日)・14(金)・21(金)・28日(金)、12月5(金)・12(金)・19日(金) いずれも20:45開始
★1000機編成
11月15(土)・22(土)・29日(土)、12月6(土)・13(土)・20日(土) いずれも20:45開始
おすすめの鑑賞ポジション
メモリアルブリッジでの開催ということで、MRT Sanam Chai駅から歩いて目指すことに。しかし徒歩10分くらいで橋に到着したところでふと気づきました、これ橋の上からだとうまく見えないのでは…??案の定橋では「ここだと見づらいよー」とアナウンスがされていました。。引き返すのもなんなのでそのまま流れに乗って対岸まで進むことに。途中で見える光景。ワットアルンがクリスマスツリーみたいになってて素敵。。

橋の途中くらいから、明らかに対岸の川沿いに人が集まっているのが見えたのであのあたりがベストポジションだと確信!20:45のショー開始に合わせて20時過ぎからタイ人たちがレジャーシートを敷いて場所取りをしていました!地図のピンクのあたりに屋台なども出ていてにぎやかな鑑賞スポットになっています。

橋に近いほうが迫力あるかなと思いつつ人が多かったのもありなかなかベストポジションを見つけられずずるずると先の方まで進んでしまいましたが、結果おかげで橋が全部映るポジションをゲット!思い切って奥のほうまで進むのがよいと思います。ちょうど対岸のフェリーターミナルYodpimanからも同様に見えるかと思いますので、そちらで鑑賞された方ぜひ感想教えてくださいー!

タイ人ファミリーと肩を寄せ合いつつ開始を待ちます。みなさんショーを楽しみに来ている純粋な方々ばかりですが、人が多いとどうしても無くしものは発見しづらいのでみなさんぜひ貴重品は持たず軽装で参加されるのがよいかと思います…!
いざドローンショーの開始
20:45の定刻に約15分のドローンショーがスタート!今年のテーマは「– Light of Siam ~母なる大地へ~」ということで、「国民の母」として深く崇敬されるシリキット王妃陛下の慈悲深いご厚意に敬意を表すものとなっています。





次々とタイを象徴するモチーフが現われて目が離せない。さすがにドローン1000機もあると迫力満点!中には花火が出るタイプの演出もありました。写真よりずっと大きく近く見えるし、次は何が現れるんだろうとわくわくしながら見守りあっという間の15分でした!これを無料でやるなんてさすがタイ。。
その他の見どころ
当初花火はなしとなっておりましたが12月は以下の日付でドローンショーと同じ場所で花火もあがります!
12月5(金)・6(土)・7(日)・13(土)・14(日)・20(土)・21日(日) 20:45開始
金曜日と土曜日はドローンと花火が同時に見られることになりますのでぜひ足を運んでみてください!
そのほかにも川沿いの各所でレーザーショーとライトアップがされています。ワットアルンもレーザーで照らされピカピカ!普段の黄金のライトアップも素敵ですがこれも珍しくていいですね♪

ライトアップは、ラマ8世橋からラマ3世橋まで、チャオプラヤー川の両岸にまたがる約14ヶ所の主要ランドマークにて展開されるので、船でクルーズしながら見て回るのが効率がいいとは思いますがお近くの川沿いでスポットを見るだけでも楽しいと思います!それぞれの会場で、「慈愛」「奉仕」「国の繁栄」といったテーマが、光、音、レーザー、プロジェクションを通じて表現されていますのでこの時期だけのライトアップをぜひ楽しんでください。
タイ政府は“Vijit Chao Phraya 2025”を単なる光のイベントではなく、チャオプラヤー川を“世界に誇る観光舞台”へと押し上げる契機にしたいとしています。この機会にバンコクにいらっしゃる方はぜひお見逃しなく!














